ぼくもそのほうがずっと怖い

ああ、とうとう石原慎太郎が逆ギレですよ。
御利巧なボクでさえ払い損ねる国民年金なんてけしからん、
よくも恥をかかせてくれたな、制度が悪い、
即刻、消費税で強制徴収じゃああ、とハッスルしそうです。

自分のことしか考えない無責任な愚民供め、
年金体制崩壊ではないか、とお叱りをくっていたら、
貰う気のないものには誰だって金をだす気はないという、
当たり前の事実が判明したのであった。
選良の矜持って、なに?

さて、山形浩生「自由には必ず責任伴う」。
https://www.be.asahi.com/20040515/W12/0025.html
たしかに自分探しはマヌケだ。
年金同様愚民はお叱りを受けるべきなのであるが。
政府の方々は責任を果たしているのだろうか。
国益にかなった行動をとっているのだろうか。
うまくいかない政治経済諸々の憂さを
日本探しで晴らしているだけではないのか。
ガッパ長官が照れ笑いを浮かべ謝罪会見
国益のことをすっかり忘れておりました」と
わかりやすい展開にならないのが残念だが。

選良に矜持はないが、愚民は責任を気にせねばならん。
恥をかかせれば強制徴収、邦人保護の観点で拘束だ。
厳しい時代だなあ。
(でも、なんでチマチマ予備校時代のことまでほじくるマスコミが
「未納の500人に最後通告」については詳しく報じないのだ。)