昨日のER再放送はグリーン先生死すの巻。
死を前にしたグリーン先生と反抗期の娘の葛藤が描かれる。
幸福な親子関係が成立していた幼少期の想い出を語ろうとする父に、娘のレイチェルがブチキレ。成長した子供としては親が幸福を感じていた時代には戻れないのである。しかも父親に「(グレかけてる)お前の将来が不安だ」と言われると返す言葉がないのである。さらに面白くない。ひょっとしたら、ちゃんと立派な医者になるかもしれないのに、現時点、自分は親に心配かけてる反抗期なのである。で、このまま、親に心配されたまま死なれちゃうのである。いくら将来立派になろうが、親の記憶の中では反抗期の娘として、終わってしまうのである。面白くない。
さらに継母であるコーディ先生に、このままだと将来貴方が後悔することになる、と諭されたりして、さらに面白くない。そんなことはわかっているが、わかっているから、こそである。夫婦は他人が男女の愛情で結びついたわけで、それまでの冷戦をチャラにして愛情全開で死を看取れるが子供は困る。説教されたら腹が立つ。他人がこれだけやってるんだから、子供ならもっと愛情全開で看病しろと言われると腹が立つ。親子間のソレは、そういうもんじゃないのである。子供にすれば、他人のお前に何がわかるか、なのである。
父親はひとりだけだ、バカヤローなのである。
親からダメの烙印を押されて死なれて、この先どうなろうとそれは変えようがないのだ。と、レイチェルを弁護して号泣してみたりする?
わけのわからん文章を書いたので、ヤケになってセンチメンタル全開の不人気自作曲はどうでしょう。確かに単調でつまんねえけど。泣けるやん。
NARROW GARAGE "SERENE DAY"