戦争

ユーゴ紛争―多民族・モザイク国家の悲劇

22歳のヘラクは これが戦争というものなのだろうか? 投降した国境守備隊 自滅した連邦軍 自己申告制だった所属民族 新しい民族、マケドニア人 ムスリム民族 セルビア・クロアチア語 民族主義に塗りつぶされて マスコミと情報操作 ありがとう、ドイツよ ユー…

内村剛介インタビュー・その2 ロシアのヤクザ

「ブラトノイ」とは 「ロシア地理学協会」 逃亡は美徳である ブラトノイ「働く奴は食うべからず」 前回の続き。 内村剛介ロングインタビュー―生き急ぎ、感じせくー私の二十世紀作者:内村剛介,陶山幾朗メディア: 単行本 「ブラトノイ」とは [「ブラトノイ」は…

内村剛介インタビュー シベリア抑留「脱欧・入亜」

ハルビン学院における「五族協和」 「リベラリズム」 哈爾濱学院では軍人までがリベラルでした 「革命ロシア」をどう見たか プロレタリア文学、「わだつみ」批判 「脱亜入欧」、後藤新平 ソ連軍侵攻情報を握り潰した関東軍 捕虜する民族・ロシア 満洲とは一…

安全保障を問いなおす―「九条-安保体制」を越えて

岸と安倍の共通点 94年自社さ連立政権 「左」からの改憲案 集団的自衛権 日韓豪協力 安全保障を問いなおす 「九条-安保体制」を越えて (NHKブックス) 作者: 添谷芳秀 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2016/04/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商…

中国革命を駆け抜けたアウトローたち・その2

紅槍会 中国の村 紅槍会の衰退 共産党内部の「血の粛清」 異姓結拝 1998年の著者あとがき 前回の続き。中国革命を駆け抜けたアウトローたち―土匪と流〓の世界 (中公新書)作者:福本 勝清メディア: 新書 紅槍会 兵匪や土匪から、いったいどうやって村を守れば…

中国革命を駆け抜けたアウトローたち

中華民国時代(1911〜49) 土匪と緑林 党に消された緑林 会党 幇会とマフィア 人質商売 町を破る 官も匪である 兵匪一体 中国革命を駆け抜けたアウトローたち―土匪と流〓の世界 (中公新書)作者:福本 勝清メディア: 新書 中華民国時代(1911〜49) [これまで…

アジア再興・その3 サイイド・クトゥブ

汎アジア主義の野望 ナショナリズム サイイド・クトゥブ 9・11 中国 国民国家 前回の続き。 アジア再興 帝国主義に挑んだ志士たち作者:パンカジ ミシュラ発売日: 2014/10/25メディア: 単行本 汎アジア主義の野望 [1930年NYで]タゴールは、アメリカ人は…

アジア再興・その2 梁啓超、タゴール

アメリカの梁啓超 レーニン タゴール 前回の続き。 アジア再興 帝国主義に挑んだ志士たち作者:パンカジ ミシュラ発売日: 2014/10/25メディア: 単行本 アメリカの梁啓超 [差別虐待されている在米中国人が祖国の自強運動を支援しないことに失望]中国系アメリカ…

アジア再興 帝国主義に挑んだ志士たち

日本海海戦の衝撃 ナポレオンとムスリム 梁啓超 アジア再興 帝国主義に挑んだ志士たち作者:パンカジ ミシュラ発売日: 2014/10/25メディア: 単行本 プロローグ 日本海海戦の衝撃 (略)東郷平八郎率いる日本帝国海軍の小規模な艦隊が、極東をめざして地球を半…

ニッポン エロ・グロ・ナンセンス・その2 毛利眞人

グロ イット 『東京行進曲』 エロの次はミリとテロ レコード検閲 渡邉はま子〈忘れちゃいやョ〉 内閲方式 「国家総動員」 アイドル 前回の続き。 ニッポン エロ・グロ・ナンセンス 昭和モダン歌謡の光と影 (講談社選書メチエ) 作者: 毛利眞人 出版社/メーカ…

元老・その2 なぜ陸軍を統制できなかったか

対華二十一ヵ条要求 元老存廃をめぐる闘争 大隈、原、山県の死 若い天皇への批判 満州事変 五・一五事件以後 三国同盟を嫌う天皇 前日の続き。 元老―近代日本の真の指導者たち (中公新書)作者:伊藤 之雄発売日: 2016/06/21メディア: 新書 対華二十一ヵ条要求…

元老―近代日本の真の指導者たち 伊藤之雄

元老形成の素地 天皇のサボタージュ 元老制度形成 元老批判 北清事変、山県の台頭 伊藤の死、桂太郎の台頭 山県と大正天皇の力関係 脱元老の動き 元老―近代日本の真の指導者たち (中公新書)作者:伊藤 之雄発売日: 2016/06/21メディア: 新書 元老形成の素地 …

戦前建築界の右傾化状況 磯崎新と藤森照信〜

モダニズムはどう戦争を切り抜けたか アントニン・レーモンド 東京大空襲に協力したレーモンド 右傾化する建築界 戦後語られなかった、戦前戦中「モダニズム」についての磯崎新と藤森照信の対談。その前に、東京大空襲に協力したレーモンドの話。 磯崎新と藤…

慰霊と招魂―靖国の思想 村上重良

靖国の思想 長州藩の招魂場が護国神社の源流 東京招魂社創建 神道国教化政策 別格官幣社 西南戦争が契機に 靖国神社に改称 英霊 明治神宮 靖国神社法案 慰霊と招魂―靖国の思想 (岩波新書)作者:村上 重良発売日: 1974/09/28メディア: 新書 靖国の思想 大老の…

日中戦争 古屋哲夫

なぜ「事変」なのか? 満鉄付属地 満蒙特殊利益論 「満蒙」の秩序維持が「自衛に」 南京政府樹立と「現地保護」 実現しなかった政策転換 反英意識の高まり、そしてアメリカ登場 全面撤兵か対米戦争か 忘れられた日中戦争 「日中戦争を外側から処理するために…

「九条削除」論への反論、緊急事態条項を考える

井上達夫「九条削除」論への反論 〈第七講〉 座談会 緊急事態条項を考える 憲法制定権力 緊急事態条項 ボン基本法 後半をチラ読み。 立憲デモクラシー講座 憲法と民主主義を学びなおす 作者: 山口二郎,杉田敦,長谷部恭男 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: …

愛国と信仰の構造 全体主義はよみがえるのか

自由民権運動と「一君万民」ユートピア思想 親鸞、暁烏敏、国体論 田中智学、八紘一宇、石原莞爾 国家神道 新宗教 冷めた全体主義 中島岳志と島薗進の対談本をチラ見。 愛国と信仰の構造 全体主義はよみがえるのか (集英社新書)作者:中島 岳志,島薗 進発売日…

〈愛国心〉に気をつけろ! 鈴木邦男

〈愛国心〉がもつ危険性 「生長の家」学生道場に入る 「改憲」か「復憲」か 「愛と正義」のもとに集団が暴走するとき 僕は改憲派だ。でも…… 本当の「愛国者」とは 自民党の改憲草案 小林節 三島由紀夫 元来改憲派であり「愛国運動」50年の著者が、現在の改憲…

野戦郵便から読み解く「ふつうのドイツ兵」・その2

戦場の恐怖 ユダヤ人迫害 ロシア イタリア 本書を通して明らかなように、 前回の続き。 野戦郵便から読み解く「ふつうのドイツ兵」―第二次世界大戦末期におけるイデオロギーと「主体性」 (山川歴史モノグラフ)作者:小野寺 拓也発売日: 2012/11/01メディア: …

野戦郵便から読み解く「ふつうのドイツ兵」

検閲 ある無線士ハンス=カール・S ハインリヒ・ベルの手紙 ダメ上官 前線と後方 負の平等 解離:自己の二重化 野戦郵便から読み解く「ふつうのドイツ兵」―第二次世界大戦末期におけるイデオロギーと「主体性」 (山川歴史モノグラフ)作者:小野寺 拓也発売日…

『文藝春秋』の戦争: 戦前期リベラリズムの帰趨

「満洲事変と次の世界大戦座談会」 ゴシップで『話』を黒字に 滝川事件、松岡洋右縦横談 検閲 1937年近衛文麿内閣誕生 戦後 『文藝春秋』の戦争: 戦前期リベラリズムの帰趨 (筑摩選書)作者:貞美, 鈴木発売日: 2016/04/13メディア: 単行本 1931年『文藝春秋』…

戦争と広告 日本の戦争広告を読み解く

爆弾は炸裂した瞬間しか爆弾ではない 文部省、開戦の正当性をおおいに語る 「やさしく手をとつて教へてくれる兵隊さん」 「米英色を一掃しよう」 明るい生活 戦争と広告 第二次大戦、日本の戦争広告を読み解く (角川選書)作者:森 正人発売日: 2016/02/24メデ…

世界の辺境とハードボイルド室町時代

「なぜ人を殺してはいけないの?」という愚問 アジールとしての寺院 離合集散が激しいタイでは庶民に徴税できない 独裁者は平和を要求する ちょっといい話:いつ歴史学者を志したか ちょっといい話:講談社選書メチエ編集者 「多数決は暴力的な手続きなんだ…

なぜ国々は戦争をするのか ベトナム、ユーゴ

ベトナム戦争 ヨーロッパ最後の独裁者の戦争 セルビア人による長いサラエヴォ包囲 なぜ国々は戦争をするのか 上作者:ジョン・G・ストウシンガー発売日: 2015/10/27メディア: 単行本 ベトナム戦争 リンドン・ジョンソンは負けられないと思っていたため、その…

日本暗殺総覧 この国を動かしたテロルの系譜

なぜ東山天皇は赤穂浪士討入を知りいたく喜んだか 坂下門外の変/安藤信正暗殺未遂 田中河内介父子殺害 相楽総三処刑 日本暗殺総覧―この国を動かしたテロルの系譜 (ベスト新書)作者:泉 秀樹発売日: 2002/04/01メディア: 新書 なぜ東山天皇は赤穂浪士討入を知…

アメリカ・宗教・戦争 西谷修・宇野邦一・鵜飼哲

「テロ」という言葉 親鸞 靖国 アメリカ・宗教・戦争作者:修, 西谷,邦一, 宇野,哲, 鵜飼メディア: 単行本 「テロ」という言葉 西谷 (略)アフガニスタン攻撃が一段落して以来、いつの間にか次はイラクだということになって、9・11には直接関わりのないイ…

アメリカ西漸史 《明白なる運命》とその未来

◆庭園の機械◆ ◆シカゴ――大平原の幻影◆ ネイティヴ・アメリカン 『日米必戦論』 アメリカ西漸史―“明白なる運命”とその未来作者:ブルース カミングスメディア: 単行本 ◆庭園の機械◆ 1812年の米英戦争当時、敵のイギリスは「サタンの慰撫を受け、楽園からアメリ…

ヒトラーと哲学者 哲学はナチズムとどう関わったか

大衆は服従を欲してる カール・シュミット ハイデガー 戦後のハイデガー 迫害された学者の復帰は ヒトラーと哲学者: 哲学はナチズムとどう関わったか 作者: イヴォンヌシェラット,三ッ木道夫,大久保友博 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2015/01/22 メディ…

戦争画とニッポン 会田誠&椹木野衣

戦争画の印象 巻末作品解説 本編の対談より巻末の作品短評の方が面白いような。 戦争画とニッポン作者:会田 誠,椹木 野衣発売日: 2015/06/24メディア: 単行本 戦争画の印象 会田 正直な感想を言うと、ちょっとこう、「がっかり」というところがありましたね…

国連と帝国 マーク・マゾワー

ヤン・スマッツ インターナショナリズム ヤン・スマッツ 「白色人種の団結」 国連憲章 アルフレッド・ジマーン [解説=渡邊啓貴:まとめ] 国連と帝国:世界秩序をめぐる攻防の20世紀作者:マーク・マゾワー,Mark Mazower発売日: 2015/07/29メディア: 単行本 …