吉本隆明

第一次大戦とイギリス文学

若者がふぬけで帝国の危機 きれいな戦争 戦争報道はフィクション 第1章 第一次大戦とブルームズベリー・グループ ロレンスがありとする「同性愛」とは 1919年『アメリカ古典文学研究』にて 第一次大戦とイギリス文学―ヒロイズムの喪失 (SEKAISHISO SEMINAR)…

1984年の鮎川信夫

時評 (鮎川信夫全集)作者: 鮎川信夫出版社/メーカー: 思潮社発売日: 1994/07メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る浅田彰を否定しつつ共感。 しかし、彼の逃走の倫理が現実において何をもたらすかといえば、政治的にはせいぜい少…

鮎川信夫の鶴見批判、アメリカ考

「進歩主義者の限界」1969年12月 吉本隆明による批判 アメリカのエスタブリッシュメント 真珠湾ルーズベルト陰謀説とかありえないと 時評 (鮎川信夫全集)作者:鮎川 信夫メディア: 単行本 「進歩主義者の限界」1969年12月 「戦争中個人的良心を守ることのみに…

吉本隆明「食」を語る

吉本隆明「食」を語る 作者: 吉本隆明,宇田川悟 出版社/メーカー: 朝日新聞社 発売日: 2005/03/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (9件) を見る 江藤淳について 漱石は坂の上、鴎外は坂の下。 ばななは自分が頭がいいと思っている 父と姉から逃れて…

三島由紀夫と橋川文三&ルネサンス文化史

三島由紀夫と橋川文三作者: 宮嶋繁明出版社/メーカー: 弦書房発売日: 2005/02メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る64年三島自選短編集の橋川による解説より。 戦争は三島や橋川にとって異教的秘宴であり それは永遠につづく休日…

際限のない詩魂

いつの時代もスモールサークル 当時37歳の吉本 萩原朔太郎の手紙 さらにモロにホモな手紙 こんな国語の授業なら楽しかろう とっても素敵なライナーノーツ 際限のない詩魂―わが出会いの詩人たち (詩の森文庫 (001)) 作者: 吉本隆明 出版社/メーカー: 思潮社 …

吉本隆明『超恋愛論』と『戦争と平和』

前日からの続き、吉本隆明『超恋愛論』。そもそも『戦争と平和』の作られ方を見れば吉本さんの状態が相当悪いのがわかる。戦争と平和作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 文芸社発売日: 2004/08/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を…

文学界12月号のバカ書評

文学界12月号の書評にバカ二人。 島田裕巳『人を信じるということ』(千葉一幹) 吉本隆明『超恋愛論』(伊藤氏貴) 島田の本はゴミだと書いたけど(id:kingfish:20041006)、千葉一幹の書評は冒頭でいきなり言い切っております。 これはれっきとした日本宗教論…

現代日本の詩歌

現代日本の詩歌作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2003/04/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る新聞連載という性格上あまり取り上げてこなかった人にふれてるし、字数が限られているせいかザクザク…