2020-01-01から1年間の記事一覧

ジミ・ヘンドリクス 鏡ばりの部屋 その2

ブルースを学ぶ チットリン・サーキット ハーレム・ワールド アイズレー・ブラザーズ スティーヴ・クロッパー リトル・リチャード エド・シャルピンとの契約 「犬死はしたくないんだ」 前回の続き。 ジミ・ヘンドリクス 鏡ばりの部屋 (P‐Vine BOOKs) 作者:チ…

ジミ・ヘンドリクス 鏡ばりの部屋

イギリスのジミ 両親の喧嘩 おとぎ話 おんぼろのギター エルヴィス、リトル・リチャード 初めてのガールフレンド、カーメン・ガウディー 非公式な学校 童貞 “ベティ・ジーン” スパニッシュ・キャッスル 入隊、ビリー・コックス 除隊 ジミ・ヘンドリクス 鏡ば…

私の聖書 小川国夫

黙示の輝き パウロ 私の聖書 作者:小川 国夫 発売日: 1994/10/28 メディア: 単行本 黙示の輝き 聖堂は、初代キリスト教徒の時代には、文字通り墓であった。未公認の時代、迫害のゆえに、彼らは地下に祈りの場を設けたという説明だけでは充分ではない。世に容…

ハービー・ハンコック自伝 その6

ウィントン・マルサリス ロックイット コカイン 『ラウンド・ミッドナイト』 前回の続き。 ハービー・ハンコック自伝 新しいジャズの可能性を追う旅 作者:ハービー・ハンコック 発売日: 2015/07/10 メディア: 単行本 ウィントン・マルサリス [フレディの遅刻…

ハービー・ハンコック自伝 その5

移籍 ファンクへの転身 純粋なファンクをやりたい 『ヘッド・ハンターズ』の成功 VSOPクインテット 初めてのパソコン アップルⅡ 十六ビットのマスター・コンピューター フェアライト登場 前回の続き。 ハービー・ハンコック自伝 新しいジャズの可能性を追う…

ハービー・ハンコック自伝 その4

エレクトリック・ピアノ ビル・コスビー エムワンディシ スピリチュアルな体験 シンセサイザー導入 『クロッシングズ』 入信の経緯 前回の続き。 ハービー・ハンコック自伝 新しいジャズの可能性を追う旅 作者:ハービー・ハンコック 発売日: 2015/07/10 メデ…

ハービー・ハンコック自伝 その3

コカイン、LSD 〈処女航海〉と初めての映画音楽 プラグド・ニッケル 左手を使うのを止めろ 『欲望』 『スピーク・ライク・ア・チャイルド』 前回の続き。 ハービー・ハンコック自伝 新しいジャズの可能性を追う旅 作者:ハービー・ハンコック 発売日: 2015/07…

ハービー・ハンコック自伝 その2

〈ウォーターメロン・マン〉 ACコブラ マイルス・デイヴィス・クインテット コブラvsマセラティ マイルスの謎めいた言葉 「バター・ノートを弾くな」 トニー・ウィリアムス ウェイン・ショーター 前回の続き。 ハービー・ハンコック自伝 新しいジャズの可…

ハービー・ハンコック自伝

ジャズは瞬間に生きる音楽 強迫的な探求心 初めてのジャズ バードに誘われニューヨークへ 〈ウォーターメロン・マン〉 ルディ・ヴァン・ゲルダー エリック・ドルフィー ハービー・ハンコック自伝 新しいジャズの可能性を追う旅 作者:ハービー・ハンコック 発…

小説世界のロビンソン その2

第十五章 1952年のスリリングな読書 第十六章 物語の極限――「ラブイユーズ」 第二十一章 未知との遭遇=〈大衆文芸〉 〈エンタテインメント〉 カート・ヴォネガット 第二十八章 ブローティガンの場合 第二十九章 J・アーヴィングの場合 第三十二章 「瘋癲老…

小説世界のロビンソン 小林信彦

第二章 岩窟と地底の冒険 第三章 集団疎開と「夏目漱石集」 第五章 「吾輩は猫である」と自由な小説 第八章 〈探偵小説〉から〈推理小説〉へ 第十一章 遅いめざめ――1950 第十二章 太宰治――マイ・コメディアン 第十四章 ピカレスク小説 小説世界のロビンソン …

文学がこんなにわかっていいかしら 高橋源一郎

なぜメタ・フィクションが精彩を欠いているのか 吉本ばなな『満月』批評 「尾辻克彦」探検記 田中小実昌『アメン父』評 カルヴィーノの遺言 今月の文学候補――その傾向と対策 夏休み課題図書を読む 文学がこんなにわかっていいかしら (福武文庫) 作者:高橋 源…

文学王 高橋源一郎

小説の中の子供たち 「いい野球小説を書くのはどうして難しいんだろう」 跳躍へのレッスン 恋に落ちる話でも読んでみることにした 文学王 (角川文庫) 作者:高橋 源一郎 メディア: 文庫 小説の中の子供たち (略) 『小鳥の園芸師』に出てくる、架空の村の子…

スライ&ザファミリーストーンの伝説 その3

『暴動』 スティーヴィ・ワンダー 『フレッシュ』 ラリー・グラハム脱退 トム・フライ 『スティック・アンド・リック』 ジョージ・クリントン 2006年秋 2007年1月13日 前回の続き。 スライ&ザファミリーストーンの伝説 人生はサーカス (P‐Vine BOOKs) 作者:…

スライ&ザファミリーストーンの伝説 その2

結成 契約 苦戦 『ダンス・トゥ・ザ・ミュージック』 サンタナの元妻 富と名声 前回の続き。 スライ&ザファミリーストーンの伝説 人生はサーカス (P‐Vine BOOKs) 作者:ジェフ・カリス 発売日: 2009/09/18 メディア: 単行本 結成 [66年4月弟フレディのグルー…

スライ&ザファミリーストーンの伝説

フランク・アレラーノ 恩師デイヴィッド・フローリック プロデューサー稼業 「サンフランシスコ・サウンド」 DJ稼業 スライ&ザファミリーストーンの伝説 人生はサーカス (P‐Vine BOOKs) 作者:ジェフ・カリス 発売日: 2009/09/18 メディア: 単行本 フランク…

デヴィッド・ボウイ インタヴューズ その6

【ボウイの最も影響力の高いアルバム】 『モジョ』誌 02年 ベルリンでの新しい音楽 『フィルター』雑誌 03年 『ザ・ワード』誌 03年 前回の続き。 デヴィッド・ボウイ インタヴューズ 発売日: 2016/12/17 メディア: 単行本 【ボウイの最も影響力の高いアルバ…

デヴィッド・ボウイ インタヴューズ その5

ギタリスト 変容の過程 回想 スライ・ストーン ルー・リード、イギー・ポップ、イーノ 前回の続き。 デヴィッド・ボウイ インタヴューズ 発売日: 2016/12/17 メディア: 単行本 ギタリスト 『ギター』誌 96年 ――自分が一緒にやりたいと望むギタリストについて…

デヴィッド・ボウイ インタヴューズ その4

スウェードのブレット・アンダーソンとの師弟?対談 『アウトサイド』プロモーションでイーノとの鼎談 『NME』紙 95年 前回の続き。 デヴィッド・ボウイ インタヴューズ 発売日: 2016/12/17 メディア: 単行本 スウェードのブレット・アンダーソンとの師弟…

デヴィッド・ボウイ インタヴューズ その3

未来はあの頃とは同じではない ナチス敬礼騒動 チャールズ・シャール・マレイ 『NME』紙 84年 『Q』誌 89年 前回の続き。 ラロトンガ島での「戦メリ」ロケで聴いてたのがスタン・ケントン、みたいな話も。 デヴィッド・ボウイ インタヴューズ 発売日: 20…

デヴィッド・ボウイ インタヴューズ その2

さよならジギー、そして…… 『ジグザグ』誌 78年 『メロディ・メイカー』紙 78年 イーノと共同作業 前回の続き。 デヴィッド・ボウイ インタヴューズ 発売日: 2016/12/17 メディア: 単行本 さよならジギー、そして…… 『メロディ・メイカー』紙 77年 [なぜアメ…

デヴィッド・ボウイ インタヴューズ

変わり種デヴィッド・ボウイ 『メロディ・メイカー紙』72年 『NME』紙 72年 さよならジギー、そしてアラジン・セインに丁重なるご挨拶を ボウイ、自分の声を探し当てる ボウイ、スプリングスティーンに会う 今や僕は一人前のビジネスマンだ 全671ページ中…

押井守の人生のツボ

初心者が最初に観るといいアニメを問われ いまのアニメは全部同じ 押井守の人生のツボ (TOKYO NEWS BOOKS) 作者:押井守 発売日: 2019/08/08 メディア: 単行本 初心者が最初に観るといいアニメを問われ 押井 うーーーーーん、『(科学忍者隊)ガッチャマン』。…

ノーバート・ウィーナー伝 その4

ロスアラモス コンピュータはジレンマを処理できるか エントロピー ウィーナーの奇行 決裂 ゲーム理論批判 カート・ヴォネガット・ジュニア 「蛙の目」論文 究極の悪夢 前回の続き。 情報時代の見えないヒーロー[ノーバート・ウィーナー伝] 作者:フロー・コ…

ノーバート・ウィーナー伝 その3 フィードバック

「黄禍論文」 「フィードバック」 クロード・シャノン メイシー会議 天才少年ウォルター・ピッツ フォン・ノイマン、チューリング ノイマンの提携相手 戦後初のメイシー会議 前回の続き。 情報時代の見えないヒーロー[ノーバート・ウィーナー伝] 作者:フロー…

ノーバート・ウィーナー伝 その2

新しい二進法の論理 新種の計算機 「ウィーナー=ホップ」方程式 躁鬱 戦争の影 敵機針路予測と対空砲射撃制御 前回の続き。 情報時代の見えないヒーロー[ノーバート・ウィーナー伝] 作者:フロー・コンウェイ,ジム・シーゲルマン 発売日: 2006/12/14 メディア…

情報時代の見えないヒーロー【ノーバート・ウィーナー伝】

「ボストンの神童」 バートランド・ラッセルに学ぶ 計算士 「ウィーナー測度」 「一般調和分析」 渡欧、ボルン「波動関数の統計学的解釈」 真黒な鬱 情報時代の見えないヒーロー[ノーバート・ウィーナー伝] 作者:フロー・コンウェイ,ジム・シーゲルマン 発売…

生還 小林信彦

夢小説 シュールな会話 闘病エッセイ風になってきた第五章、 第九章 どことなく中原昌也風でもある文章 ミステリアスな展開? 大島渚 ケア・ワーカー 二度目の骨折 脳梗塞になった状態で書かれた前半の文章がなかなかに面白いというかコワイというか。果たし…

ゲイリー・バートン自伝 その3 僕はゲイ

《コラム》レッド・ノーヴォ ミンガス ビル・エヴァンス 僕はゲイ、いままでずっとゲイだった 即興演奏のプロセス 前回の続き。 ゲイリー・バートン自伝 作者:ゲイリー・バートン 発売日: 2017/06/05 メディア: 単行本 《コラム》レッド・ノーヴォ “ヴァイブ…

ゲイリー・バートン自伝 その2 モンク、エリントン

『ブロンド・オン・ブロンド』、チェット・アトキンス 《コラム》デューク・エリントン k.d.ラング、カミングアウト ロイ・ヘインズ加入 ゲイ、結婚 ヴィレッジ・ヴァンガード、マックス・ゴードン 《コラム》セロニアス・モンク アトランティックと契約 前…