2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

アメリカ小説を読んでみよう 植草甚一

ジョン・オハラの最近作を中心に テネシー・ウィリアムズのエピソードを二つか三つ テネシー・ウィリアムズ雑談 ワイセツ語だらけのノーマン・メイラーの新作 ぼくの好きな50冊の小説 リチャード・チョピング「蝿」 トンマーゾ・ランドルフィ「ゴーゴリの…

ターミナルから荒れ地へ 「アメリカ」なき時代のアメリカ文学

「国際線ターミナル」にて 彼らと僕のベスト3 それは外からやってきた――新世紀の英語とその翻訳 ターミナルから荒れ地へ - 「アメリカ」なき時代のアメリカ文学 作者:藤井 光 発売日: 2016/03/09 メディア: 単行本 「国際線ターミナル」にて 飛行機による攻…

ぼくたちにはミンガスが必要なんだ・その2

ミンガスのファイヴ・スポット事件について 敗け犬のミンガスが、きみ、はやく原稿を 前回の続き。 ぼくたちにはミンガスが必要なんだ (植草甚一スクラップ・ブック)作者:植草 甚一発売日: 2005/01/01メディア: 単行本 ミンガスのファイヴ・スポット事件につ…

ぼくたちにはミンガスが必要なんだ 植草甚一

モンク来日 雨降りなので、家にいてフランスのジャズ雑誌を読もう こういうタイトルだけど、ドルフィーやモンクの話も収録。 ぼくたちにはミンガスが必要なんだ (植草甚一スクラップ・ブック)作者:植草 甚一発売日: 2005/01/01メディア: 単行本 モンク来日 …

コミュニティ グローバル化と社会理論の変容

ギリシア人にとってのコミュニティ モダニティとコミュニティの喪失 三つコミュニティ概念 「トータル・コミュニティ」 第7章 ポストモダン・コミュニティ まとめ コミュニティ グローバル化と社会理論の変容作者:ジェラード・デランティ,山之内 靖,伊藤 茂…

新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書・その2

再読。というか読んだことを憶えてなかった。 [新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書 - 本と奇妙な煙]のつづき。 新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書作者:西寺 郷太発売日: 2009/09/10メディア: 単行本(ソフトカバー) 映画『ウィズ』で得たもの モ…

ブルーノート読本 アルフレッド・ライオン語録 小川隆夫

初対面、アルフレッド・ライオン ブルーノート誕生 モダン・ジャズ マイルスが麻楽に溺れていることは ジミー・スミス ソニー・クラーク 『モーニン』でファンキー・ジャズ・ブーム到来 ファンキー・ジャズ 『アート・ブレイキー/バードランドの夜』 クリフ…

「自由」はいかに可能か 社会構想のための哲学

「自由であることの苦しみ」 「動物化」 「他者」や「正義」 ヘーゲルは超保守主義者か? ヘーゲルによるイロニー批判 「自由」はいかに可能か 社会構想のための哲学 (NHKブックス)作者:苫野 一徳発売日: 2014/06/19メディア: 単行本(ソフトカバー) 「自由…

セロニアス・モンク: モダン・ジャズの高僧

「ああ、これは志ん生だな」って思った 古今亭志ん朝 山下洋輔、モンクを語る 対談・モンクの現在 後藤雅洋 加藤総夫 セロニアス・モンク: モダン・ジャズの高僧 (KAWADE夢ムック 文藝別冊)発売日: 2017/11/15メディア: ムック 「ああ、これは志ん生だな」っ…

60年代ブリティッシュ・ビート デイヴ・マクアリア

ビートルズ以前 R&B ローリング・ストーンズ デイヴ・クラーク・ファイヴ ハーマンズ・ハーミッツ、キンクス ザ・プリティ・シングス ボブ・ディラン 60年代 ブリティッシュ・ビート作者:マクアリア,デイヴ,和美, 赤岩発売日: 1998/12/10メディア: 単行本…

ジャズ楽屋噺 小川隆夫

マイルスとウイントン カーティス・フラーとコルトレーン クリスチャン・マクブライド クリフォード・ブラウン ジョー・ザビヌル ハービー・ハンコック 行方均 ビル・ラズウェル ホレス・シルヴァー マーク・ヴァン・ローン ルー・ドナルドソン ジャズ楽屋噺…

正義の他者 アクセル・ホネット

ホッブズが「社会哲学」という ルソーが関心をよせたのは ヘーゲルもまた四〇年後の若きカール・マルクスに劣らず トクヴィルとミル フーコー ネガティヴィズムの遺産 正義の他者 〈新装版〉: 実践哲学論集 (叢書・ウニベルシタス)作者:アクセル・ホネット発…

何ものにも縛られないための政治学 栗原康

デヴィッド・グレーバー『負債論』 シュティルナー パリ・コミューン 何ものにも縛られないための政治学 権力の脱構成作者:栗原 康発売日: 2018/07/20メディア: 単行本 デヴィッド・グレーバー『負債論』 サーリンズの弟子、デヴィッド・グレーバーの『負債…