2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

勝新太郎伝・その2 『影武者』の顛末

「あれは一流だね」と褒めた黒澤 脚本を見せられ脱力した橋本忍 「お前がそんなことを聞くのは百年早い」 ズレ そして勝がビデオを回して降板事件勃発。 『警視-K』水口晴幸起用の経緯 88年、映画『座頭市』 95年、川谷拓三肺がんに。余命半年 仲代との和解…

偶然完全 勝新太郎伝

「不知火検校」 「悪名」 「座頭市物語」 星川清司 勅使河原宏 雷蔵死去 『子連れ狼』 偶然完全 勝新太郎伝作者:田崎 健太発売日: 2011/12/03メディア: 単行本 「不知火検校」 [このままでは勝はBクラス主演俳優に転落だと企画部鈴木晰成] そこで出てきたの…

イラク戦争は民主主義を〜 その2

イラクとトルコ イラクとクウェート、サウジアラビア イラクとシリア レンティア国家 前回のづづき。 イラク戦争は民主主義をもたらしたのか作者:トビー・ドッジ発売日: 2014/07/10メディア: 単行本 イラクとトルコ 隣国のなかでも、トルコほどイラクとの関…

イラク戦争は民主主義をもたらしたのか

暴力蔓延の理由 ヌーリー・マーリキーはいかに成り上がったか 脆弱国家の中心 イラク戦争は民主主義をもたらしたのか作者:トビー・ドッジ発売日: 2014/07/10メディア: 単行本 暴力蔓延の理由 35年に及ぶバアス党の独裁下では、全体主義的な支配の追求と並行…

報道されない中東の真実

アルジャジーラはカタールの下にあり報道の独立性はない レバノンのベシャラ・ライ総主教 アサド演説 マナフ・トゥラース准将の離反 カタール イラン レバノン、ヒズボラ トルコ イスラエル 国連 あとがき 一方的にアサドが悪いとされてるけど、周辺国の支援…

歴史を繰り返すな/坂野潤治、山口二郎

日露戦争後 立憲主義 安保法制懇 陸海軍の体制エリートからの没落 なぜ「反戦平和」しか思いつかなかったか 歴史を繰り返すな作者:坂野 潤治,山口 二郎発売日: 2014/08/07メディア: 単行本(ソフトカバー) 日露戦争後 坂野 日露戦争のあと、ロシアと日本は…

安西水丸/絵は上手い下手で決めていいのか

水丸劇場 作者: 安西水丸 出版社/メーカー: 世界文化社 発売日: 2014/06/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る こういう仕事(イラストレーションを描く)をしているので、当然のこととして子供の頃から絵を描くのが好きだった。ぼくの絵…

デイヴ・ヴァン・ロンク回想録・その3

ランブリン・ジャック・エリオットとボブ・ディラン 「朝日のあたる家」は売春宿じゃなかった ホセ・フェリシアーノ、S&G ミシシッピ・ジョン・ハート ニュー・ソング・ムーヴメント、「カヴァー」=解釈という創造 フィル・オクス 著者あとがき 前回のつ…

デイヴ・ヴァン・ロンク回想録・その2

『アンソロジー・オブ・アメリカン・フォーク』 《キャラバン》誌 フォークウェイズとモウ・アッシュ 西海岸へ旅 セックスはどうした? ビートニク レヴァランド・ゲイリー・デイヴィス 前回のつづき。 グリニッチ・ヴィレッジにフォークが響いていた頃―デイ…

グリニッチ・ヴィレッジにフォークが響いていた頃

クラレンス・ウィリアムズ セロニアス・モンク フォークへの偏見 ファリー・ルイスの『スタックオーリー』 フォーク・リヴァイヴァル 56年頃、 フォークとジャズ 「朝日のあたる家」をディランに持っていかれたデイヴ・ヴァン・ロンクの回想録。 グリニッチ…

テクニウム テクノロジーはどこへ向かうのか?

アーミッシュ 「アーミッシュ電気」 新しいテクノロジーを受け入れるまでの経過 ヒッピー、アーミッシュのジレンマ 第11章『アーミッシュのハッカーから学んだこと』だけ読んだ。 テクニウム――テクノロジーはどこへ向かうのか? 作者: ケヴィン・ケリー,服部…

脱構築とプラグマティズム シャンタル・ムフ編

ローティの長所 ローティの欠点 『2.脱構築とプラグマティズムについての考察』 ジャック・デリダ 脱構築とプラグマティズム 〈新装版〉: 来たるべき民主主義 (叢書・ウニベルシタス)作者:デリダ,ジャック,クリッチリー,サイモン,ラクラウ,エルネスト,ロー…