2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

第一ポップ時代・その2 ウォーホール

「死と惨事シリーズ」 第四章 ゲアハルト・リヒター 脚注から 前回のつづき。 第一ポップ時代: ハミルトン、リクテンスタイン、ウォーホール、リヒター、ルシェー、あるいはポップアートをめぐる五つのイメージ作者:ハル・フォスター発売日: 2014/04/22メデ…

リキテンシュタイン、マンガとの違いを語る

リクテンスタインへの批判 コミックとの違い フラッシュラボ ピカソのパロディ 「ハード」で「感覚がバカになる」 紋切型とマンガ 『第一ポップ時代』第二章。 理論はよくわかるけど、そこから出てきたものが、村上隆だったり……というスッキリしない気分がい…

ロックの歴史・その2 中山康樹

ヤードバーズ マディ・ウォーターズ 無名の黒人ギタリスト、ジミー・ジェイムズ 《ヘイ・ジョー》 『サージェント・ペパーズ』 『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』(68年) 旧世代クラプトン ワイト島 レオン・ラッセル 著作権ビジネス・ロック産業 …

ロックの歴史 中山康樹

ミック・ジャガー キース・リチャーズは、 徴兵制廃止世代 57年ジャズ・クラブ「キャバーン」開店 ブラック・ミュージック マディ・ウォーターズ ロックの歴史 (講談社現代新書)作者:中山 康樹発売日: 2014/06/18メディア: 新書 1919年オリジナル・ディキシ…

社会契約論 重田園江

一般意志 ロールズとルソー わかりやすいというのは 「マルブランシュなんて聞いたこともないかもしれない。スイーツのような名前だが、18世紀のフランス語圈ではずいぶん読まれたようだ。」 なんて書き方をすることじゃないと思うけどなあ。 そもそもわかり…

近代政治の脱構築 ロベルト・エスポジト

ルソー カント 近代政治の脱構築 共同体・免疫・生政治 (講談社選書メチエ)作者:ロベルト・エスポジト発売日: 2009/10/09メディア: 単行本 ルソー わたしたちは、すでに述べたように、共同体を所有しない人びとによる共同体を生きているのだ。(略) [このよ…

最終兵器の夢 戦争の神エジソン

トルーマンの愛読誌 戦争の神エジソン エジソンが産んだ軍産複合体 フランケンシュタインの怪物 『アメリカ殺害事件』(1946) 「ミサイル・ギャップ」最終兵器の夢 前回のつづき。 最終兵器の夢――「平和のための戦争」とアメリカSFの想像力作者:H.ブルース…

最終兵器の夢 真珠湾攻撃元ネタ編

無防備なアメリカを海外の侵略者が襲う 外敵による攻撃を想像した最初期の例、 最古の敵、イギリス 反人民党的小説 人民党創設者イグナティウス・ドネリーの小説 戦争兵器との情熱的な愛の行為 激しい反中国人感情 黄禍文学、ジャック・ロンドン 真珠湾攻撃…

坂本龍一・全仕事 その2

サンプリング エスニック・フィルター批判 インド・フィールドワーク レゲエ 現代音楽 自伝的記憶――そしてみんなと知り合った 前日のつづき。 坂本龍一・全仕事メディア: 大型本 サンプリング サンプリングのいちばん大事な、そしておもしろいところは、文脈…

坂本龍一・全仕事

調性感を浮遊させる モード 「Thousand Knives」のハービー・ハンコック 東洋的チューニング クラフトワーク フュージョン批判として 石の響きと竹の響き ダブ 「Riot ln Lagos」 『左うでの夢』 坂本龍一・全仕事メディア: 大型本 増補版? 坂本龍一の音楽作…

英語化する世界、世界化する英語 3

「between you and I」 「fuck」 「nigger」 「jew」 句読点 生理的に我慢できない言葉 「gay」 時制 前日の続き。 英語化する世界、世界化する英語作者:ヘンリー・ヒッチングズ発売日: 2014/04/26メディア: 単行本 「between you and I」 「between you and…

英語化する世界その2 綴方地獄変

6章 英語綴りという出来損ないの魔術 チョムスキー ロバート・ラウス『英文法入門』(1762) 前日のつづき。 英語化する世界、世界化する英語作者:ヘンリー・ヒッチングズ発売日: 2014/04/26メディア: 単行本 6章 英語綴りという出来損ないの魔術 アンソニ…

英語化する世界、世界化する英語

アメリカ英語 南北戦争 シェイクスピア ダニエル・デフォー、スウィフト 前置詞、ドライデン 順番を飛ばして個人的に面白かった第9章から。 英語化する世界、世界化する英語作者:ヘンリー・ヒッチングズ発売日: 2014/04/26メディア: 単行本 アメリカ英語 17…